金融コンサルタントは雇うな!

私は、とある不動産会社で約10年間財務経理の仕事をして来ました。

この10年の間にいくつもの困難や壁にぶつかり黒字倒産の危機や銀行融資の突然の停止、資金繰りの悪化など様々なことを経験して来ました。その色々な経験の一つに金融コンサルタントとの契約というものがありました。

今現在も含めると合計で5名の金融コンサルタントを名乗る人間と出会いました。

はっきりと言える事、それは、

全員必要なかった!

確かに知識がある人・人脈がある人もいましたが、結論から言うと誰一人必要ありませんでした。

じゃあ、何故雇ったのかって?

それは、うちの会社がオーナー企業でオーナーの一声で決まるから。こういう人入れたらどうかなぁ?ではなく、今度こういう人が入るからよろしくね!で終わるのです。だから、拒否権もクソもないので徐々にこいつは使えないという話をしていくしかないのです。

ちなみにちょっと脱線しますが、オーナー企業なのでマズイだろうという事を言うのにも一苦労。

例を挙げると、

接待交際費の領収書をもらって誰と行ったのかを聞くと「なんでお前にそんな事言わなきゃいけないの?」とか。

個人的な物品と思われるものを購入するのを控えて欲しかったので、税務的に否認されると思いますよと言うと「じゃあその否認された分を会社で納税すれば良くない?」とか。

会社名義で高級車を購入し社用車にすると言い出したので、社員からの目線・税務署に目をつけられる・そもそも社用車あるしなど様々な理由を並べて購入をヤメてほしいとお願いしたところ「ごめんね、先輩からの紹介で断れなくて(実は裏では相当キレていたという話も)」とか。

システムを開発してそれを売って利益を出すと言い出したので、契約時に本当にやりますか?と聞いたところ「もうお願いしちゃってるしね」とか。

他にも腐るほどこんなやり取りをしているので、私だけではなく基本的には社長には何を言ってもしょうがないという雰囲気が出てます。そして、やめたほうがいいという事のほとんどが失敗しております。まぁそれくらい芯がないと社長としてはやっていけないのかもしれませんが。

話を戻しまして、信じやすい性格の社長なので周りからの紹介で金融コンサルタントを今までに5人雇いました(一人は現在進行形)。

そこで!!

今、金融コンサルを入れて財務を強化しようと考えているあなた!

現時点で既に、金融コンサルを入れてしまっているあなた!

過去に、金融コンサルに頼った経験のあるあなた!

全ての人に読んでいただきたい。

過去に居た5人の経歴と実績・本性・起こった出来事をまとめてみました。真剣に見て頂いても、適当に面白半分に見て頂いても構いません。いかに金融コンサルは無駄なんだということを感じて頂き、起こった出来事に関しては面白おかしく捉えて頂ければ幸いです。


金融コンサル達の歴史

ケース1:グレーなことはもちろんブラックなこともやっていたと豪語するAさん

元々地銀出身でその後、不動産会社に勤めていたAさん。
その会社で数年実績を積んだ後、独立しコンサル業をスタート。当初、私は営業から財務経理に部署異動したばっかりで、レベルとしましては貸方借方もわからないレベル。ですので基本的にAさんの言う事を全て聞き入れ、わからないことがあればAさんにお願いするようなスタンスでした。知識も豊富(当時はそう思ってました)で、前職では粉飾に近い決算書を作って借入をしていた等、武勇伝は数知れず。
弊社の社歴が浅かったこともあるのかもしれませんが、実績としては信金に保証協会付きで融資を引っ張ってきたのみ。ただの保証協会付き融資。今考えれば、黙ってても相手からくるようなアホでも出来る内容の融資である。そんなものに対しても弊社はコンサル料を払ってました。しかし、いつまでたってもそれ以外の実績がなかったので1年程度で契約解除になりました。
かかった費用は約500万円。

ケース2:芸能関係との繋がりや愛人いますアピールもするおデブなBさん

アメリカ留学をし、外資系の金融機関に勤めた後、証券会社に勤務、その後独立し会社経営をしながら片手間で金融機関のコンサルをやっていた(と豪語する)Bさん。
見た目はデブで派手目のスーツを着て金の時計をしちゃう様なタイプ。芸能関係の知り合いがいるとか、仕事中にいきなり女の子と電話して「今日、この後空いてる?飯いこうよ!」とか言っちゃうようなタイプ。しかし、業務委託契約当初はやわらかく良い人なのかなと思わせるところは天下一品。
月々のコンサル料はいらないので実績ベースでマージンが欲しいとのこと。ただし、そのパーセンテージは5%!高すぎるのはわかっていましたので社長に「コンサル料率が高いのでは?」という話をしましたが、新規の取引が出来て金融機関の幅が広がればその価値もあるとのこと。当時の社長は金融機関の幅を広げることに重点を置いていましたので、その為に費用が掛かることは一向に構わないというスタンスでした。
とりあえず最初の実績として、短期のロールだが運転資金を半年間で約1億引っ張ってきたBさん。うちの代表もこれに気を良くしたのか、Bさんに自分のプライベートカンパニーの資金繰りや資産形成も任せてしまった。まぁ後に裏切られるのだが。
その話の前にもう少し、Bさんから運転資金の引っ張り方としてある方法を伝授されました。その方法はブラック寄りのグレーな方法なので具体的なやり方は差し控えますが、簡単に言ってしまうとリースバックのようなやり方。で、その資金をBさんの会社を経由してやることにより、費用計上も出来たりするので効率的とのこと。最終的には億単位の話になり、初めの数回はちゃんと振り込まれたのですが、それ以降は特に運転資金に困っていなかったということもあり、Bさんが月10%回せる自信があるので増やしておきますねとのことで資金をプールすることに。そしてその半年後、Bさんの会社はいきなりの倒産。もちろん連絡は取れず。数億のプールされていた資金も返ってくるわけもなく、グレーなやり方なので債権があるとも言いだせず(Bさんに言われるがままやっていたので良くわかっていなかったということもあるが)、泣き寝入りするしかなかったのです。さらに、うちのようにやられた会社は10社近くあり、完全に計画倒産の詐欺師だったことが後に判明。
さらには一番最初に引っ張ってきた短期ロールの内容も、担当者に「融資金を丸々定期預金にするから融資して」と懇願したそうです。その後、担当者からBさんに連絡し、定期預金の件を確認すると「会社内の手続きが上手くいってなくて事務作業に手間取ってるみたいだから、オレからキツく言っておくね」と言っていたらしい。ちなみに経歴も全て詐称でした。
かかった費用(持ち逃げされた費用も込みで)は、約2億円。

ケース3:○○財閥の家系の坊ちゃん、あそこの支店長は知ってますからCさん

誰でも聞いたことあるような財閥系の一族である(うすーく繋がってる程度だと思いますが)坊ちゃん系コンサルのCさん。
金融機関にあいさつに行くと必ず、「一応、○○財閥の一族なんです」なんてことを必ずアピールするCさん。相手の金融機関の人たちも「へー、そーなんですね」と言っているが別に特別な効力はなさそう。そんなCさんの実績は結果的になし。毎月のコンサル料だけが消えていき何の役にも立ちませんでした。
かかった費用は約500万円。

ケース4:外資系出身、営業マンタイプの入り込み上手なDさん

すでに自分で会社も持っていて、資産もあるのでお金に困っている訳ではない、外資系出身のDさん。
だから成功報酬でもいいし、そのかわり裏切ったらただじゃおかないよ!というようなちょっと頭のイカれたタイプ。もっとちゃんと説明すると、Dさんは昔コンサル先に騙されてお金を取られた経験があるそう。それで、「家族に何かあったりしたら、ぶっ〇しますからね」と初対面で言われました。顔合わせの初対面でぶっ〇すとか言うような奴を私は信用出来なかったので社長に「あの人、信用できないです」と言いましたが、実力は折り紙つきなのでちょっと付き合ってみてダメだったらやめよっかとのこと。
Dさんは営業気質の為、ガンガン金融機関に新規の融資を持ちかける。会社の状況的に今融資すると資金が2年近く寝てしまうような案件で、融資しない方がいいという提案をしても、Dさんは借りることによりマージンが発生する形態なので(社員扱いで基本給も払ってましたが)、こちらの意見は聞いたふりをして社長を説得し借りるだけ借りていきました。その新規開拓の成果をしっかりとアピールし、それが社長や社内の評価をあげる形になり、社内でどんどん存在感を増す様になりました。
そんなやり方に反旗を翻していた私に対し、Dさんはそのうち社長や経営陣に対し、あいつはやる気がないとか能力がないとかいって評価を下げる行為に出ました。そして結果的に、私が財務の仕事から追いやられることに。トドメを刺されたのは、数か月前から資金繰りが悪化する予想は立てていて、ずっといろいろDさんに相談していました。しかし、Dさんは相談に乗ってくれているようで実際は聞く耳を持っていなかったのです。ある時、どうにもこうにもこの支払いをすると資金が回らないということがあり、Dさんに相談をしてもどうせ親身に考えてくれないなぁと思った私は、自分の判断でその支払いを一時的にヤメ、別の支払いをすることを決めました。その行為自体が、悪かったのは認めます。ただし、Dさんが言い放った一言が、「あなたが、勝手に判断していい立場ではありません。あなたの身勝手な行動で社員全員を路頭に迷わせるつもりですか?」とのこと。勝手な判断とはいえ、会社を必死に守ろうとした行動に対しての答えがこれでした。その後、私の方から会社を辞めるという話をし、その際もドライな感じで「ありがとうございました。引継ぎはちゃんとお願いしますね」で終了。
その後、会社の資金繰りが案の定悪化。するとDさんが出しゃばって社長に責任追及をし始める始末。結局、Dさんはクビになり(カッコ悪いと思ったのか自分から辞めた風にしてましたが)、私が引き留められる形で元に戻りました。
Dさんは約3年ほど在籍してましたが、その間に払った手数料は約2億円。新規の金融機関が2~3行増えただけにしては、その代償は大きかったです。

ケース5:時給4万円の経営コンサルタント、カツラがズレてるEさん。

慶応大学卒の50代の公認会計士でもあるEさん。
監査法人出身で企業のリスク管理や不正調査を得意とする会社を経て独立。一応、財務関係も携わっているみたいだが理屈っぽかったりちょっとしたつながりがある程度なので、正直戦力にはならない。毎週2時間知識を増やすという意味で勉強会を開いていたが、得るものはなし。時給4万円×2時間×月4回実施=32万円。これを払うくらいなら20万円の社員を雇った方がよっぽど会社にとってはプラスになるであろう。最近では、週1回に回数を減らし、勉強会も時間の無駄なので後輩に任せてます。
現在も継続中で、これまでにかかった費用は約300万円。

いかがでしたでしょうか?
約8年間の間に5人もの金融コンサルを招き入れましたが、揃いも揃って変な人ばっかり。

総額で約4億1300万円もの金額を財務コンサルに投資したのです。

年間に直すと約5162万円。

月に直すと430万円。

やっぱり無駄です。仮にノンバンクで借りたとしても、利息や事務手数料はこれより少ない金額でしょう。経験を積んで、地銀やメガバンクで借りることが出来ればもっと抑えられるでしょう。さらに言うと、社員の私がいくら融資を引っ張ってきても業務委託料は発生しない(当たり前ですが)のに、財務コンサルと名がつくだけで手数料が発生する。しかも、事務作業等はこちらがやる。おいしいところは取られる。

ハッキリ言って割に合いません!

財務の知識と銀行内部の事をちょっと詳しく話せれば、誰にでも財務コンサルは出来ます。そして、何も知らない経営者であればいくらでも手数料を取ることはできます。そして、後々になって「もったいなかったね」なんて反省もしないで言ってきます。

そしてなにより、こんな奴らの尻拭いや後始末をやらされるのは何を隠そう財務経理を担当してる私なのです。もう一度言います、ハッキリ言って割に合いません。

もしかしたら、これを見て頂いている方も同じような経験をしているかもしれません。もしくは今まさにコンサルを導入している方、これからコンサルを導入しようと検討している方もいるかもしれません。

ちょっと冷静に考えてみて下さい。

あなたでも出来ることはいくらでもあります。

年間約5162万円を支出し、大損した私たちの会社のようにならない為に、自分でアクションを起こし自分でやってみませんか?

とはいっても、「何も知らないから無理だよ」とか「銀行内部のことなんて知らないよ」とか様々な意見が出てくるでしょう。

それでも安心して下さい。

多少の知識と経験があれば大体のことはこなせるようになります。

そして実績を積んでいけばあなたも立派な財務コンサル(社内的にはただの財務経理だと思いますが、、、)です。

これだけ押さえておけば間違いないという資料を作成いたしました。

これであなたも金融コンサルと同じ仕事運びが出来るでしょう。

これであなたも金融コンサルと同じように融資を引っ張れるでしょう。

これであなたも金融コンサルになれるでしょう。

私は経験上、金融コンサルにはなりたくない(胡散臭いとおもわれたくない)のでさらさらコンサル業をやるつもりはありません。

だからこそ皆様に知っておいて頂きたいのです。

必ず、金融機関対応は出来るようになる!そしてそのために高すぎる授業料を払う必要はない!

ちょっとの勉強してみませんか?ご興味がある方は、ご連絡下さい(^◇^)





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