【赤ちゃんのしつけ】~怒るしつけと怒らないしつけ~

この記事に辿り着いた方は、おそらく「しつけ」に対して悩んでらっしゃる方だと思います。

 

 

「ご飯の食べ方」や「むやみに叩かない」「大声を出さない」等、公共の場でのマナーや礼儀作法など、親も子供も恥をかかない為にも必要な「しつけ」。

早い段階から身につけてほしいものの、言葉がわからず理解してもらえなかったり、言ってもわからないとイライラしてしまうものです。

 

怒って言い聞かせた方が良いの?

 

怒らず問いただすようにしたらいいの?

 

正解はわかりません。

 

そこで、いかにして親子でイライラしたり、怒鳴ったりしないで済むのか、実体験に基づいてしつけのコツをご紹介します。




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①「命令」ではなく「促す」

 

一番に心掛けなければならないのは、しつけ=命令ではないということ!

 

例えば、「~しなさい!」ではなく「~しようね(^o^)」に語尾を変えてみることです。

 

大人でも子供でも人から命令されて気分が良い人はあまり多くありません。

ましてや、言葉もわからないのに大人がいきなり「~しなさい!」と命令口調で言ったら、子供はビックリするだけです。

ちなみにうちの子は、怒鳴ると反抗的になり大声で怒鳴り返してきます。

そして言うことを聞かなくなります(^_^;)

 

しつけとしては「促す」のは、弱いかもしれません。

「~しようね(^o^)」で上手に出来ないから皆さん困ってるんだと思います。

だからといって怒鳴りつけていいかと言うとそれは違います。

 

しつけをするときは、その理由をきちんと納得できるように説明し、「~しようね(^o^)」と提案することが大切です。

そして出来た時には褒めてあげる、そうすることによって「自分で頑張った」「こうするとパパとママは喜んでくれる」という感情を子供が感じるようになるでしょう。

そうすれば、徐々に褒められたいが為に自主的にいい方向に動くかもしれませんね!




②「否定」ではなく「肯定」

 

命令の次に大事な事は、「否定」をしない事!

 

雑誌をビリビリ破いたり、頭を叩いて来たり、椅子の上の立って暴れたり、子供がしていることに対して、ついイライラして「~しないで!」と怒鳴ってしまうこともあるでしょう。

これも大人でも子供でも同じことで、自分がしていることを否定されるとイヤな気分になりませんか?

つい、反抗的な行動や態度を取ってしまい、素直に言うことが聞けなくなってしまいませんか?

 

もうわかりますよね(^o^)

 

大切なのは「やってはいけないこと」を言うのではなく、「やってほしいこと」を伝えましょう。

コツは「具体的にやってほしい行動・内容」を伝えることです。

 

例えば、「雑誌を破かないで!」と怒鳴っても、なぜダメなのかが子供にはわかりません。

「雑誌を破いたら読めなくなっちゃうし、部屋も汚くなっちゃうから大事にしようね」と言うだけで少しは具体的なイメージが湧きやすくなるでしょう。

「頭を叩かないで!」は「頭を叩いたら痛いし、叩かれたらイヤな気持ちになっちゃうから、頭はいい子いい子しようね」とか。

「椅子の上に立たないで!」は「椅子の上に立って暴れたら落ちて怪我しちゃうかもしれないから、そうなったらパパもママも悲しいから座っていい子にしていようね」とか。

 

パパもママも怒鳴らないことによって精神状態をなるべくいい状態に保つことも大事なコツです。

「パパはこうやってるよ~」と見せるのも効果的です。




③「叱る」のではなく「褒める」

 

「叱られてやる」のと「褒められてやる」のとではどちらが気持ち良いですか?

 

大半の人は「褒められてやる」ほうが気持ち良いと思います。

 

子供も同じです。

 

ちゃんとしつけをしなければと思えば思うほどやりがちなのが、「やらなかったことを叱る」ということです。

「なんでやらないの!」「前にもダメって言ったでしょ!」もちろん怒鳴って言うことを聞くこともあるでしょう。

ただし、その場しのぎになるケースも多く長期的な目線で見ると効果は薄くなってしまいます。

 

褒めることによって嬉しい気持ちが芽生え、自主的に行動することにも繋がります。

褒めるときは「えらいね~」や「すごいね~」はもちろんのこと、「ママ嬉しい」や「パパ助かったよ」などの言葉で伝えるとより子供にも響くでしょう。

子供も大人も同じです、褒めて気持ち良く覚えてもらいましょう(^o^)




④「怒鳴る」ではなく「冷静に」

 

怒鳴ることもしつけにおいては大事な要素かもしれません。

 

しかしながら、子供の目を見て冷静に語りかけると意外と話をちゃんと聞いてくれることがあります。

子供の為に、「恥をかかないように覚えて欲しいから伝えてるんだよ」と気持ちを込めて話すことによって、子供にもそれが伝わり聞く体制が整います。

うちの子は、怒鳴るよりも目を見て話した方が言うことを聞く確率が高かったです。

真剣に伝えれば子供にも伝わるんですね。

 

子供は親の行動・言動をよく観察しています。

怒鳴り散らすだけの親なら、気分で怒ってるんだなって思われるかもしれません。

大人自らが礼儀作法の見本となるような行動・言動を心がけ、子供の見本となるようにしましょう。




⑤どうしようもない時は「怒る」

 

いろいろ挙げましたが、そうはいっても言うことを聞かないことがほとんど。

 

「促す」「肯定」「褒める」「冷静に」を心掛けても言うことを聞かないなら、場合によっては「怒る」「怒鳴る」ことも必要になります。

 

命に関わること、怪我に繋がりそうなことをした・しようとした場合には怒りましょう!

 

例えば、刃物を持ってしまった時。

なぜダメなのかをしっかり伝えた上で怒鳴りましょう。

 

例えば、外で遊んでいて道路に飛び出した時。

なぜダメなのか、どうして危ないのかをしっかり伝えた上で怒鳴りましょう。

 

例えば、相手を思いっきり叩いた時。

なぜダメなのか、叩かれた相手がどんな気持ちになるかをしっかり伝えた上で怒鳴りましょう。

 

その他にも怒鳴ったり怒ったりして言い聞かせなくてはいけない場面はあると思います。

パパもママも出来れば怒鳴りたくはないもの。

それでも心を鬼にして怒りましょう。

そして、子供がしっかりと反省したあとは愛情を持って接してあげましょう。

決して、投げ出さない事・放置しない事。

あくまでもその子の事を思って怒ったということを忘れないようにしましょう。




⑥最後は「愛情」「根気」「協力」

 

最後は、「愛情」「根気」「協力」です。

 

「愛情」をたくさん注いで、「根気」よくしつけを行い、夫婦や周りの人で「協力」して、子供に覚えてもらいましょう!

子供一人一人性格は違います。

このやり方をやれば必ずしつけが上手く行きますという方法もありません。

その子にあったしつけをして、「愛情」「根気」「協力」の合言葉を忘れずに頑張りましょう!

 

皆さんも大変なしつけ、子供もパパもママも楽しんでやることを心掛けましょう(^o^)




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