「毎朝毎朝、パパがいいって泣き喚くんですけど・・・」
「もうママやめようかな・・・」
突然、こんなメールが届きました。
私が朝仕事に行き、寝てる子供が起きると「パパは?」「パパどこ行ったの?」「パパがいい」って泣き喚くそうです。
子供の甘えやわがままだとわかっていても、いざ面と向って言われ続けたら、誰だってショックを受けるでしょう。
そこで、子供が「イヤだ」「嫌い」と言ってしまう原因を探り、対処法を考えて見ましょう。
子供が「イヤだ」「嫌い」と言う原因
子供が「イヤだ」「嫌い」と言ってしまう原因をいくつか挙げてみましょう。
試し行動
子供がパパやママに「イヤだ」「嫌い」と言う理由のひとつが、試し行動。
どれくらいのことをしたら怒られるのか、どこまでなら大丈夫なのかを探る行動が、試し行動。
例えば、コップに入ったお水をわざとこぼす・絵本をちぎる・片づけをしない・○○しなさいと言うとイヤと言う・ご飯を食べないなどなど・・・
成長の過程で自分の中の境界線を作っているということもありますが、根本的には気を引きたい・もっと構って欲しいということの裏返しなんだそうです。
最近、子供と遊びましたか?
最近、子供と目を見て話してますか?
最近、子供にストレスをぶつけてないですか?
最近、子供に愛情を注いでますか?
ひょっとしたら子供が「イヤだ」「嫌い」と言う理由は、自分自身で作り出してしまっているのかもしれません。
相手を変えようと思うなら、まずは自分から意識を変えましょう。
ママ“のこと”が嫌いな訳ではない
嫌いという言葉だけを取り上げてしまうのではなく、“何故”嫌いなのかを探りましょう。
ママ嫌い=ママ(のことが)嫌い
ではなく、
ママ嫌い=ママ(に怒られたりやめてって言われたりするのが)嫌い
かもしれません。
子供だって何か嫌いって言ってしまうくらいの理由があるから、嫌いっていう言葉を使うんです。
その理由も知ろうとせずに、「じゃあママだって嫌い」って言ってしまうのは、ちょっと子供がかわいそうですよね。
まずは、目を見て子供の考えを知ろうとする努力をしましょう。
嫌いはシャイの裏返し?
思春期に、好きな子をいじめたり嫌いって言ったりしてしまった経験や見た経験はありませんか?
なかなか自分の気持ちを素直に伝えられず、恥ずかしくなってわざと逆のことをしてしまう。
子供の嫌いも、それに近いものがあるのかもしれません。
構って欲しくて、気を引きたくて、ついつい嫌いって言ってしまうのかもしれません。
ただの恥ずかしがり屋さんのシャイボーイ・シャイガールだと、プラス思考で捕らえてみてはいかがでしょうか?
子供に「イヤだ」「嫌い」と言われた時の対処法
じゃぁ、具体的にどうすればいいの?
素直な気持ちを伝える
子供に「イヤだ」「嫌い」と言われたら素直に「ママ悲しい」と言っても良いのではないでしょうか。
少なくとも「じゃーママも嫌い」とか「もう遊んであげない」といった、大人気ない返しをするよりはいいと思います。
自分の素直な気持ちを伝えた後に、「でもね、ママは大好きだよ」とフォローしてあげると、きっと子供は嬉しいはず。
その場ではイヤがったり、素直になれなかったとしても、心の中では「ママが好きでいてくれている」という気持ちでいっぱいになるでしょう。
なんだかんだ子供だといっても、親の行動はよく見てるし、話してることもよく聞いてます。
だからこそ、聞いていないフリをしていたとしても「大好きだよ」と言ってあげることは、子供の耳にはしっかりと入っているはずです。
すぐには、行動や言動が変わらなかったとしても、好きだという気持ちは伝え続けていきましょう。
パパに出来ること
では、パパに出来ることは何でしょうか?
ママの気持ちを真剣に受け止める
ママから相談があったときに、「子供の言うことなんか真に受けるなよ」とか「本音で言ってるわけないじゃん」といちいち気にすんなよみたいな感じで対処するなんて事、パパ達はしてませんか?
それでは、ママの気持ちはほったらかし状態ですよ。
ママが出してきたSOSには、しっかりと本気で受け止めましょう。
それが一番大事なことです。
「わかった、パパからも子供にママの気持ち伝えるようにするよ」とか「パパからも子供にしっかりと教えていくよ」と、しっかりと寄り添いましょう。
パパが真剣に向き合って味方になってくれていると思えば、ママの気持ちも少しは楽になるでしょう。
ママの気持ちが少しでも楽になれば、ママが子供に対する接し方も少し変わって、最終的には子供の「イヤだ」「嫌い」がなくなっていくかもしれません。
子供が素直に「ママ大好き」と言ってくれる事を信じて!
☆ポチっと応援お願いします☆