シングルファザーno子育て奮闘記【肆話:母親】

仕事終わりに、母親に連絡しました。

 

今の家庭の事情。

奥さんの考え。

子供の事。

 

伝えました。

 

母親は多少ひいき目が入っているかもしれませんが、「あなたはよくやってるよ」と言ってくれました。

仕事も家事も育児もちゃんとやってる、それなのに何の不満があってそんなことを言うのかわからないと言っていました。

 

うちの実家は、まさに亭主関白という言葉がピッタリくるほどの父親第一の家庭でした。

ご飯を食べるのも父親が食べてから、

お風呂も父親から、

テレビのチャンネル権も父親、

 

全てが父親100%でした。

なので、当然父親が家事をする姿を見たことはないですし、やったという話も聞いたことはありません。

現在、父親は他界しており、私が結婚してから聞いた話ですが、母親が高熱でダウンした時に「オレがご飯作る」といって作ったのが、カレーだったそうです(笑)

 

なので、そういう古風な結婚生活を送っていた母親からすると、家事育児を父親が手伝うという事が信じられないみたいです。

羨ましいとさえ言われたこともあります。

 

母親の中での父親像は、仕事をして家庭を守る。

その上で、家事育児もするなんて、よくやってるよとのこと。

 

ただ、論点がそこではなかった。

奥さんも、家庭に対する不満は殆どなかったと言っていました。

 

ただ、自分という女性をしっかりと見て欲しかった。

愛情をもっとわかる形で伝えて欲しかった。

 

古風な考えの母親と、今風の考えの奥さん。

価値観を合わせるのはやっぱり難しいです。

 

ただ、一つ言えることは、母親も協力をしてくれるという事。

子供を預かって欲しければ、いくらでも預かるし、何でも言ってと言ってくれました。

 

1時間くらい話したでしょうか。

母親はいろんな意見で、何とかならないかという思いがにじみ出るような提案を、たくさんしてくれました。

私は、みんなが仲良くなってくれるのならそれでいいから、と言ってくれました。

感謝しかありません。

 

その後、家に帰り子供を寝かしつけてから2人で話し合いました。

 

お互いを罵り合う訳ではなく、尊重し合いながら、懐かしい話を交えながら、笑ったり泣いたりしながら、長い間語り合いました。

 

やっぱり結婚して良かった。

 

私は、心からそう思いました。

 

子供という宝物を授かれた幸せを噛みしめ、これからも生きていこう!




☆ポチっと応援お願いします☆

にほんブログ村 子育てブログ パパの育児へ
にほんブログ村